高尾の豆知識 


  

4-20.高尾に萌え寺?


 JRの西八王子駅から歩きで約5分、甲州街道(国道20号線)沿いの了法寺は、1490年に開山した日蓮宗の由緒正しきお寺です。「八王子七福神」の一つである新護弁財天を祭っています。お寺といえば、お年寄りが熱心にお参りする姿が想像できるのですが、ここは実は若者たちが多く訪れるお寺なのです。

 数年前に八王子のまちおこしを目的に、アキバオタクに人気の歌手兼漫画家、とろ美さんによって境内にまつってある神仏などをイメージした「萌えキャラ看板」を境内に設置したのでした。弁財天をイメージした「とろ弁才天」や、鬼子母神をイメージした「まま」などが描かれています。看板が掲げられて間もなく、了法寺は「萌え寺」「萌え看板寺」などとネットで評判になったのです。今では記念撮影目的のファンが連日訪れるようになり国内外のメディアを通じて「萌え寺」として知られるようになりました。参拝客も、今では若い人を中心に1日に20~30人訪れるとのこと。
 境内に飾られた絵馬にもアニメのキャラクターの絵が描かれたものが目に付くようになっている。また、携帯電話にお経をダウンロードできる美少女キャラクターのイラスト入り「モバイルお経」カードも販売し、話題を集めている。

 毎年11月に行われる「八王子いちょう祭り」の際には、寺内でメード喫茶「お帰りなさいませ了法寺へ☆」を開催。1月にはメードともちつきを行う「LOVEこね」を、4月には釈迦の誕生日に合わせたイベント「お帰りなさいませ了法寺へ☆Part2 『お釈迦様の誕生会』」を行い好評を得たほか、市内のアニメショップでオリジナルグッズの販売が開始されるなど、積極的に展開を進めている 。

 そして平成22年夏には、とうとう「了法寺レコード」というレーベルを立ち上げ、その第1弾シングルとしてリリースすることになった。CDには全6曲を収録。ボーカルは自身でも音楽活動を行っているとろ美さんが担当した。同人音楽サークル「IOSYS」(イオシス)が制作し、IOSYSのメンバー・とろ美あゆさんが歌う。アップテンポなメロディで、お経っぽい歌詞が早口で流れた後、「寺ズッキュン!愛の愛の愛の愛の了法寺~」「極楽抱きしめて♪」とサビに突入する。
 「どうしようもなく困った時、人生に迷った時、悲しい時、かなえたい願いがある時、そして嬉しい時」に聞いてほしいという。ショートバージョンは了法寺のサイトから無料ダウンロード可能ということだ。



>豆知識目次に戻る



» ホームに戻る


高尾の豆知識

  • 高尾の豆知識